質量分析実習(分析測定室)
先端的研究法ワークショップ (2007年 9月25〜29日)

今年度開講された大学院の先端的研究法ワークショップの質量分析実習を、技術部の理学部全体への教育研究支援活動として取り組みました。

初日は3限の講義と、磁場型質量分析装置を用いて、ブラックボックス化されているイオン光学及び質量分離について理解してもらう実習を行ない、2〜3日目はMALDIのサンプリングから測定までを行う実践的プログラムで、4日目は蛋白研でのプロテオーム解析、5日目はマルチターンを使った実習で、4日を除く実習に物理の豊田助教授と伴に担当しました。受講者は講義のみが20人程度、実習受講者は10人でハードなスケジュールにもかかわらず非常に熱心に実習に取り組んでいただけました。

今回初めての取り組みですが、反省会の席で受講者からも下記の意見が出されました。
  1. データはボタンを押したら出てくるものではないことがわかった
  2. 研究で質量分析を既に利用しているが、今回の様な講習をもっと早く受ける機会があればよかった
講義風景 MALDIの測定
サンプリング実習 解析実習


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