平成22年度いちょう祭報告
いちょう祭において、技術部は施設開放および展示等を行いました。
平成22年度いちょう祭紹介
「わくわく技術部ランド 
― 技術部の紹介 教育・研究を技術の側面から支援する ―」


技術部は研究支援室、教育支援室、分析測定室、情報ネットワーク室の4室から成り立っており、理学部・理学研究科の教育・研究にどのような支援及び活動をしているかを各室ごとにポスターによって紹介しています。また、各室に関連した展示やデモンストレーションを行なっており、楽しい体験のコーナーも準備しています。

 実施日平成22年5月1日(土) 12時00分 〜 16時00分
 場所理学研究科 B棟2階220室、B棟2階コミュニケーションホール
D棟2階コミュニケーションホール(学生自習室)
 案内ポスターh22_icho_poster.pdf


各室の展示紹介

分析測定室 「お肌の潤いを調べよう」  
 赤外分光器は物質を構成している分子の種類や構造を調べることができます。今回は人の皮膚を測定し、皮膚を構成しているたんぱく質と水分の量を比較します。人の皮膚は20歳をピークに乾燥しがちになると言われています。水分が多いとお肌が潤っていて若々しいと言うことです。あなたの皮膚を測定し、お肌の潤いを調べましょう。

教育支援室 「低温の世界を覗いてみよう」
 教育支援室の液化室担当では、低温センターにおいて、低温寒剤である液体ヘ リウムおよび液体窒素を供給しています。いちょう祭では、液体窒素を用いた各種デモンストレーションを行います。液体窒素温度(-196℃)における導体の電気抵抗、各種気体、磁石などがどの ようになるのか、直接体感して低温の世界を垣間見てください。

研究支援室 「光の幻想&物理体験」
 研究支援室では、研究に必要な装置や部品を製作しています。電子回路部門からは、LEDによる光の三原色や、磁石を通したコイルを手で振ってLEDを点灯させたり、備長炭で電池を作ったり、導線を巻いて作った簡単なモーターを自作して回してみたり、電気の基礎を目で見てください。機械工作部門からは、物理教育に使われる実験装置を数点制作しました。「マグデブルグの半球」、「真空落下実験装置」、「角運動量保存則体験器」などで物理現象を実体験していただけます。

情報ネットワーク室 「Linuxで作る、かんたん! 防犯カメラ」
 ビデオチャットなどを楽しむためのWebカメラ。これとPC(パソコン)を使って、防犯カメラを作ってみましょう。さらにPC上でWebサーバを動かすことで、離れた場所からカメラの映像を見ることができます。防犯カメラという例を通して、Linux等による機器制御や、ネットワークシステムの運営管理を身近に感じて頂ければと思っています。


Copyright(C) Technical Support Division, Graduate School of Science, Osaka University