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元素分析(有機微量分析)
有機化合物を構成する元素の組成定量のため不可欠な分析です

☆有機化合物? たとえば・・・!

炭素(C)がいろいろな形につながって、多種多様の有機化合物ができているでしょう! そしてこれら有機化合物を構成している元素(炭素C、水素H、窒素N)がそれぞれどのくらいの割合(重量 %)で含まれているかを調べるのが元素分析です。

☆どうやって調べるの・・・?  

<CHN同時定量分析>
・ 試料を燃やして分解する

・できた二酸化炭素、水、窒素の量をはかる
*差動熱伝導度法
ガスの種類で熱の伝わりやすさが違うことを利用してはかる

・炭素、水素、窒素の重量%がわかる

<現在理学部にある元素分析装置と天秤>
*炭素、水素、窒素、同時定量分析装置

ヤナコ CHNコーダー 
MT−5型(差動熱伝導度法)
ヤナコ CHNコーダー 
MT−6型(差動熱伝導度法)
*ウルトラミクロ電子天秤
メトラー UMT2型
(δ=0.1 μg 1円玉の重さ(1g)の1/10000000の精度で秤量できる)

 

<S.X定量分析>
・試料を燃やして分解する

・イオウ、あるいはハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素)をつかまえる  

*銀吸収法、重量法
銀粒をつめた吸収ロートの重さを天秤ではかる

・銀粒吸収ロートの増量からイオウ、あるいはハロゲンの重量 %を求める

<現在理学部にあるSX分析装置と天秤>

*イオウ、ハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素)定量分析装置
柳本 微量元素分析装置(銀吸収法、重量法)

*ミクロ電子天秤
メトラー AT21型(δ=1 μg)

☆元素分析の結果から・・・?  
目的の化合物ができたかどうか確認したり、純粋な物であるか判断したりできます。

☆最後に・・・  
私たちの身の回りには様々な有機化合物がありますが、さらに新しい化合物が次々とつくられています。
なかには、分析の途中でじゃまをする元素が含まれている試料もあります。
元素分析のしくみは簡単ですが、試料を完全に燃やしてその中から目的の成分ガスだけを100%捕まえる事は大変難しいのです。
そのためいろいろな試料に適切に対応して、分析装置をいつも最良のコンディションにととのえておくことが大事です。




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